法則や理論から説明できない事象のことを、「アノマリー」と言いますが、
中でももっとも有名、かつ、最近ちょくちょく耳にするのが「金融占星術」です。
正直なところ、金融占星術に限らずアノマリー的な見解は、個人的には全くアテにしていません。
過去の値動きから、未来の値動きを予測するのは理論的には不可能に近く、
単に「後付け講釈」の域を出ないと思うところであります。
相場全体が方向感を失ったり、閉塞感がつのると、アノマリーを語る「解説者」が急増する傾向が強いように思いますね。

以前、私の知り合いの熟練株式ディーラーが、「ランチにはカツしか食べない」(笑)と豪語していた事があります。
「カツで勝つ」という(笑)、いわゆる「ゲン担ぎ」ですが、モチロン、理論的根拠はありません。
自分で、自分なりの「アノマリー」を信じ込んでいるだけのように思います。

ただ、信じる信じない、というレベルのお話ではなく、
個人レベルの「ゲン担ぎ」ではなく、一般論レベルで金融占星術なるものが存在し、
それがそこそこ有名で、「論者」も「信者」も少なくないという「情報」は、
知識レベルとして知っていても宜しいのではないかと思います。
「ノイズ」と割り切って(笑)、それでも、金融占星術的アノマリーが、ストリートで囁かれているよ、
という「事実」のみを、なんとなく認識しておこうという程度で十分でしょう。

今回囁かれているのは、荒れ相場になりやすいとされる「水星逆行」が、7月から8月にかけて起こる為です。

<<2019年の水星逆行の時期>>

・3月6日~3月28日
・7月8日~8月1日
・11月1日~11月21日

水星逆行の期間は、上でも下でも相場の振れ幅が大きくなりがちである事が指摘されており、
その間に重大・重要なな投資行動は避け、ポジションは軽めにすべし、というのが金融占星術的セオリーとされているようです。
知ってても実際の投資行動の役には立たなさそうですが(笑)、それでも一応知っておいた方が良さそうですよね。

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投資助言営業マンのコラム

弊社の投資判断・分析者の投資推奨には絶対の自信を持っておりますが、またその一方、助言業務の営業をやっていますと、お客様から学ぶことも多々ございます。考えてみれば日本の中小型株は個人投資家こそが主役のマーケット。助言者としてアドバイスしながらも、主役たるお客様との情報交換を通じて得たマーケットの全体感や今ホットなテーマ、個別株などを情報を、リアルタイムでお伝えしていこうと思っています。