昨日の韓国によるGSOMIAの破棄を受けて、本日はイヤ~なマーケットを覚悟して出社した私が、
なんとなくでも想定しておかねばいけないかもしれないと考えていた「最悪シナリオ」は、

「GSOMIAの破棄が日韓関係に留まらず、米日韓3国による安保協力体制、強いては米韓関係にも打撃を与え、
 在韓米軍の縮小や撤退などという方向に進み、
 その3国間の足並みの乱れをついて、北朝鮮、中国、ロシアが、朝鮮半島及びアジアに有事をもたらし、
 アジア市場全面安か?」

です。

ちょっと整理しておきましょう。
①GSOMIAの破棄は、元々北朝鮮が韓国に対して強く求めていた。
②以前から指摘されているように文韓国大統領は対北外交を重要視している。
③しかしながら、北朝鮮は韓国を米国との橋渡しに利用しただけで、
 南北関係は「相思相愛」ではなくて、韓国側の一方的な「片思い」的な印象。
④日本は韓国と安保に関する協調体制だけは共にしたいと思っていた。
⑤GSOMIAの破棄に関する韓国側の主張は、
 「日本政府がホワイト国リストから韓国を除外して、両国間安保協力の環境に重大な変化を招いた」。
⑥GSOMIAの破棄に関する日本側の主張は、
 「次元の異なる問題を混同し、こういう決定をしていることに対しては断固として抗議したい」。(河野外務大臣)

日本国内世論的には、韓国の主張は「けしからん」で一本化傾向が強く、
韓国内でもGSOMIAの破棄は自爆行為と指摘する向きも少なくない模様の中、
肝心の「アノ人」からの発言は今のところ伝わっておらず、
ポンぺオ米国務長官の「韓国の決定に失望」というコメントのみが、
米国からの反応として大きく取り上げられています。

ん?
これってもしかして「出来レース」なんでしょうか?

①文大統領が、GSOMIA破棄の影響の大きさを認識していなかったとは考えにくい。
 ⇒韓国内でのメンツを保つ為に致し方ない「一時的なポーズ」だったのでは?
②ウォン安や日本製品不買運動の影響を受け
 1)大韓航空は8月20日、日本路線を大幅に縮小すると発表。
2)直近発表の7月訪日外国人数は韓国が前年同月比で7.6%減となる一方、
  中国が前年同月比19.5%増の100万人超となり、単月では299万人と過去最高水準。
 ⇒不買運動もインバウンド減少も韓国の首を絞めるだけで、日本に対する外交カードとしては使えない。
③破棄発表の直前にスティーブン・ビーガン米国務省北朝鮮政策特別代表が訪韓中だった。
 ⇒破棄の可能性については米国側も事前に把握していた可能性も?
④安倍総理はG7サミット出席のため本日フランスに出発。
 ⇒当然ながらトランプ氏との間でGSOMIA破棄について話し合いが行われる。

で、私が立ててみた、可能性が少なそうな、でも実現したら歓迎したい(笑)、

「最良シナリオ」はこんな感じです。

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