日経平均+0.3%、TOPIX+0.5%と今日も強く最高値を更新しました。

 

さすがに今日はAI関連銘柄に買い疲れ感もありましたが、ソフトバンクG+3.1%、ディスコ+3.0%が大きく上昇して売買代金1,2位でした。レーザーテック+0.0%、東京エレクトロン+1.7%と続きましたが、そのあとがアドバンテスト-2.4%、フジクラ-0.1%と下げるものもありました。

 

前場途中までは全般弱い展開で、今日は反落かとも思いましたが、下げたところはすかさず買いが入る好需給が続きまして、プラス圏に戻った後は大引けまで強さをキープしました。

 

今日は格上げがあった住友金属鉱山が+11.3%、AIサーバー用銅箔需要人気が続いて三井金属+7.3%、JX金属+9.1%と非鉄金属が強かったり、銀行、輸出関連株も強かったりと物色が広がって、いい資金循環が続いて強い相場でした。

 

物色の広がりは中小型株まではまわらず、グロース250指数は-0.7%と下げました。

 

今日上場のオリオンビール(公開価格850円、初値1,863円、引け1,950円)やGMOコマースに興味と資金をとられたということもあったでしょうか。

 

今日もデータセクション+5.4%、FRONTEO+2.4%は強かったですが昨日ほどの迫力はなく、助川電機-14.6%、FFRI-4.9%、Heartseed-4.6%と高市銘柄が足を引っ張り、デ・ウエスタン+46.3%はいいのですが、他のバイオであるサンバイオ-8.3%、レナサイエンス-23.5%とまちまちで、アクセルスペース-6.2%、QPS研究所-4.0%と宇宙関連は弱く、いいところがなかったですね。。。

 

中小型株は苦しい展開が続いていますが、そろそろ出番が回ってくる時期だとみています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]