日経平均は-0.9%と反落し、TOPIXは+0.1%と続伸しました。

 

米GDP(Q2)の数字が強く米利下げ後退懸念があったり、トランプ米大統領の分野別関税のニュースがあったりで、昨夜の米株は弱含みでした。

米オラクル株がアナリストの売りカバレッジにより大きく下げ、米半導体関連銘柄も連れ安したため、日本株もレーザーテック-8.4%、ソフトバンクG-3.8%、ディスコ-7.1%、アドバンテスト-3.7%、東京エレクトロン-4.2%、など半導体関連銘柄が大きく下げて、日経平均を押し下げました。

最近急ピッチで上げていましたので、オラクルのニュースがが利食いのいいきっかけになったというところです。これでハイテク株ラリーが終了ということでは、今のところなさそうです。

 

配当再投資の買いもあってTOPIX全般に買いが入ったため、TOPIXはプラスとなりました。

東証プライム市場での値上がり/値下がり銘柄比率は74%/23%と、上げ%の数字以上に雰囲気は良かったです。

ただ、あまりにも有名なイベントということで先回りの買いも多かったようで、後場は弱く、引けも売られて終わりましたのが、少し残念でした。

 

グロース250指数は+0.2%と上げ、期待した出番が(少しですが)やってきました。

 

東証グロース市場の売買代金TOP3がデ・ウエスタン-7.6%、データセクション-9.8%、タイミー-0.4%でなんだかな~という感じでしたが、助川電機+6.2%、FFRI+1.9%と高市銘柄がリバウンドしたからか、オリオンビール-10.3%、GMOコマース-5.5%でそこから資金が回ってきたかで、良ファンダメンタルズ銘柄のパフォーマンスは悪くありませんでした。

 

若干スッキリはしない感じですが、中小型株はちょっとほっとした感じで週末を迎えられます。

来週に期待しましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]