週末に米政府機関の閉鎖解除に向けた動きがあり、また、実現可能かどうかはさておき、米トランプ大統領が関税を原資として米国民に一人2,000ドルを配布するといった報道もあったりで、市場の雰囲気が好転し日経平均+1.3%、TOPIX+0.6%と反発しました。

 

リスクオンムードになってドル円が154円を目指す円安となったのも日本株にポジティブでした。

東証プライム市場の売買代金は6兆円超と活況ではありましたが、先週金曜日よりは減少しており、(決算銘柄を除き)個別銘柄でどうこうというよりは、足りない日本株のウェートを指数で淡々と買っているという感じのほうが強かったですね。寄ってから引けにかけてふらふらしながらも一本調子で上がったさまは、まさに指数の買い主導といった感じでした。

 

いよいよ明日はソフトバンクGの決算発表です。指数に大きな影響を与えるものですので、要注目です。

 

グロース250指数は+1.7%と、今日も大型株指数に対しアウトパフォームしました。

 

先週金曜日から中小型株に買いが入ってきています。

ただ、東証グロース市場の売買代金も先週金曜日からは減少しており、買いで盛り上がっているという感じではないです。

グロース250指数をなんとかキープすべく?というか、打診買いの延長かという感じで、おっかなびっくりの買いぐらいなペースですが、まあ買いが入っているのでよしとしましょう。

明日にまた期待です。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]