昨夜の米国市場は、中東情勢が再び警戒される中でも、エヌビディアやブロードコムといった半導体株が買われ、SOX指数が反発しました。
その流れを受けて、本日の日本株は半導体関連を中心に買われ、日経平均は+1.4%と反発しました。TOPIXは+0.3%。
中東情勢が悪化すると、普通はバリュー系の銘柄が売られるものですが、今日はそれ以上に「半導体関連(グロース株)が買われる」という力のほうが強く出た1日でしたね。
昨日のつぶやきでも触れたように、半導体関連はそろそろという局面にあったこと、加えてETFの配当金捻出売りの反動もあって、半導体関連が非常に強い動きでした。
個別では、半導体関連の上げを挙げるときりがないのですが、昨日粘りを見せていたキオクシアが売買代金1位で+8.3%と大きく上昇したのは、非常に良かったですね。
一方で、三菱UFJ-0.6%、トヨタ-2.2%、日立-0.4%、ソニー-1.7%といった大型のバリュー系はそろって下げました。
そうした動きで指数はプラスでしたが、中身を見ると少し景色が違います。
東証プライムの売買代金は9.6兆円と10兆円割れ、値上がり/値下がり銘柄数の比率は37%/58%。指数は上げているのに、実態は「下げマーケット」のような1日でした。
今日のところは、打診買いやショートカバーの買いに対して、あえて売ってくる向きが少なかった中での上昇に過ぎない、という感じでしょうか。
中小型では、グロース250指数が+0.6%と、”グロース”の一角的にそこそこ強い動きでした。
パワーエックス+9.1%、アストロスケール+2.1%、Synspective+3.4%、サンバイオ+4.9%、エクサウィザーズ+3.4%といった主力どころ、それにLiNKX+20.6%やネイス+6.4%といった直近IPO銘柄と、中小型株市場の雰囲気をよくするために上げてほしい銘柄がちゃんと強かったのは、好印象です。
さらに今日はドローン物色で、Liberawareが+19.7%、Terra Droneが+8.6%と賑わい、久しぶりにデータセクション+7.0%も買われました。
全体としては、明日のSQを超え、ETFの配当金捻出売りをこなしてから、上下、そしてグロースかバリューか、の本当のトレンドが出るのだろうと見ています。
中東情勢と原油、それに連日で高水準を更新している長期金利も横目に置きながら、です。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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