今日の日経平均は-0.9%の70,035円、TOPIXも-0.7%の4,154ポイントと、そろって3営業日ぶりに反落しました。

昨日「買い勢力にもやや疲れがみえる」と書きましたが、そのとおりの展開になった感じですね。

 

昨夜の米国株は強く、S&P500が+0.6%で最高値を更新、ナスダック総合指数も+0.4%でした。

それを受けて寄り付きからしばらくは買いが優勢でしたが、前場の引けにかけてじりじりと値を下げ、そしてTOPIXは結局、安値引けです。

 

一方、日経平均は7万円近辺にしっかりとサポートがある感じで、日中安値も70,017円にとどまりました。

後場はリバウンドの動きも見せつつ、引けでもなんとか7万円をキープして終えています。悪くはないです。

 

明後日9日のSQに向けて、7万円くらいでのSQが気持ちいいのかなといった、デリバティブ発の需給的なものも感じられました。

まあ、このあたりで指数が落ち着いてくれれば、むしろ個別株のプレーはやりやすいので、それはそれで歓迎です。

あるいは、SQ後にトレンドが出れば乗っていく形ですね。

 

中小型株も今日は一服となり、グロース250指数は-1.3%の813ポイントとそこそこ下げました。

 

ネットセキュリティ関連銘柄は今日も大商いでしたが、値動きは銘柄ごとに分かれました。

ブロードバンドセキュリティが+20.8%でストップ高引け、セキュアヴェイル+9.4%、サイバーセキュリティクラウド+9.2%と上げる銘柄がある一方、グローバルセキュリティエキスパートは-8.7%と下げています。

上げた銘柄も、セキュアヴェイルやサイバーセキュリティクラウドは一時ストップ高まで買われてから上げ幅を大きく縮めており、勢いにはやや陰りも見えます。

 

サイバーセキュリティクラウドは1銘柄で売買代金1,293億円となり、東証グロース市場の売買代金3,781億円(前日比+39.2%)の実に3分の1超を占めました。

テーマとして過熱感が出ており、今後もこのテーマで長くプレーというよりは、次のテーマ探しの展開になると考えていますが、とりあえず売買代金があるうちはそこでのプレーを続ける感じですね。

その他では、前日引け後に第3四半期決算を発表したnoteは、3Q累計の営業利益が前年同期比6.7倍と好調でしたが、材料出尽くしの売りに押されて-18.2%のストップ安と大きく下げました。



東証プライム市場銘柄だけではなく、スタンダード、グロース両市場からもTOPIX銘柄が選ばれる、新基準TOPIXの初回定期銘柄入れ替えが発表されました。

詳しくはインデックス(リバランス)分析のコラムに譲りますが、10月末の入れ替えに向け、新規採用35銘柄も、プレーが楽しみな大きなテーマとなりそうです。


 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]