日本株は非常に不思議というか、やりづらいというか、大きな流れとして何のファクターで動いているのかが良く分からず、その流れにのったベットができないマーケットになってますね。まあ夏枯れ相場的にボリュームもそれほどないし、お盆前ですので、無理してポジションを取らなくてもいい、あるいは取るべきではないのかもしれません。

 

先月の頭もちょっと荒れまして、ボラティリティの低い銘柄を買い、グロース株を売るというリバランスバスケットが結構大きめのサイズであったようで、目立って中小型株がいきなり大きく売られる展開でした。でもその流れは二日続いて終わりまして、中小型株はその後何もなかったように一週間かけてリバウンド。中小型株界で心配されたグロース株からバリュー株への本格的な相場の移行とはなりませんでした。

 

で、今月。

昨日のマーケット全体の上げは、先週末かつ月末の大きな下げからのリバウンドという事でまあ分かります。ドル円がいよいよ105円を切って、円高が加速する懸念から日本株は大きく売られ、そして結局円安に戻ったので買い戻されただけといえばだけ。

そして今日の上げはドル円とは関係なく、コロナウィルスに対するワクチン開発の進展への大きな期待から全体が買われまして、ファクターとしては先月の頭のようにバリュー株が買われ、グロース株が売られています。ただ今回はファクターで動いているというよりかは、結果的にそういうファクターの動きになったという感じ。コロナウィルスを完全に鎮圧した世界を見通したごとく、その懸念で売られていたセクターが強烈に買い戻されました。人の移動関連ということで空運と陸運、景気不安解消ということで海運、鉄鋼といったセクターあたりですね。

 

現段階でこうすべき、というのはなく、ここで言いたいのは、

この続き:470文字

新規ユーザー登録(無料)いただくと、以下の特典があります。詳しくは、ユーザー登録後に配信される「ユーザー登録完了」メールをご確認ください。
【特典1】
登録時から過去15日分の有料コラム(新規推奨銘柄情報を含む)をお読みいただけます。
【特典2】
会員契約に使える3,000円分のポイントをプレゼントします。

ここから先は、リサーチのコラム(ライト)会員限定です
続きを読むには「新規ユーザー登録」と「リサーチのコラム(ライト)会員契約(30日間12,000円(税込13,200円))」が必要です
ご契約いただくには、「新規ユーザー登録」と「リサーチのコラム(ライト)会員契約(30日間12,000円(税込13,200円))」が必要です

※この記事は、リサーチのコラム(DX)会員契約(30日間48,000円(税込52,800円))でも読むことができます。

無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

リサーチのコラム(ライト)

中小型株を中心に、主に会社訪問など独自の取材で得られた、精度の高い情報を厳選してお知らせするコラムです。情報誌などにありがちな、とにかく多くの銘柄を書いておけば何かは当たるだろうというスタンスではなく、値千金の情報が得られた時だけアップデート致しますので、毎日ご提供というわけにはいかないのはご容赦ください。ファンダメンタル情報の鮮度には絶対の自信を持っておりますが、マーケット全体の動向や個別の需給による実際の売り買いのタイミングについてはご自分で判断頂きますので、株式投資中級者以上の方々向けの内容となりますのでご注意下さい。 個別銘柄の推奨数:原則として30日間に1銘柄