日経平均、TOPIXともにひき続き基調は強いものの、高値警戒感もあって一進一退でほぼ変わらず引け。
ひとり東証マザーズ指数だけは弱く、-2.6%と苦しい展開でした。米ナズダック指数はマイナスではありましたがほぼ変わらずでこれが影響したとは思いませんが、0.94%近辺まで上がってしまってる米長期金利が下がってこないことによる、CTAからの需給的な影響はやや大きめだったかもしれません。
先物(12月)の板を見ていても、いつもよりオファーのサイズが大きめなのが目立ちました。来週にSQを控え、ショートロールの動きでそろそろ買い先行となってもおかしくないこの時期にこのオファーは気になります。ロングサイド(単にロング、もしくは東証マザーズ指数ロングのTOPIXショート)の利食いが強めであるならば、この動きはSQまで続くかもしれません。
早めにそうした売り圧力が終わるのかということ、1200ポイントがサポートになるのか割れてしまうのかというところに注目しています。もう少し様子見といったところです。
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ポートフォリオマネージャーのコラム
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。
2.中小型株の中で、ある程度値動きが安定的で中長期的に大きなパフォーマンスを狙う株と、下値不安が少なそうでしかし何か材料が出てくればアップサイドが大きい株を中心にお伝えします。
3.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。]
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