イギリス発信の悪材料(感染力の強い新型コロナウイルス、EUとの合意が難しそう)で弱かった欧州株を受け、弱含んで始まった米株は引けにかけて値を戻しましたので、日本株も小幅安くらいかなと思いましたが、想定よりやや弱かったですね。
特に東証マザーズ指数はいいところなくズルズルと下げ-4%は少し驚きました。IPO系の銘柄だけ賑わい、他は年末にむけ利益確定なのか損切なのかは分かりませんが、売り圧力は相当なものでした。最近需給だけで上げ過ぎていた銘柄も大きく下げていましたが、ファンドが持ってるようなファンダメンタルのいい優良株もひどい売られ方をしていて、これも年末前に何か大きな解約でもあったのかと思わせる動きでした。
そんな需給だけど言えばだけの動きでしたので、明日どうなるかも需給次第。希望的観測もありますが、大きな売りはクリスマス前には終わるはずですので、明日、明後日で切り返すのではと思っています。逆にまだまだ下げてしまうとテクニカル的には明確なサポートは無く、あえて次の節目はというと1080ポイントぐらいで、そこまでまだ-4%ぐらいの覚悟は必要かもしれません。しかし我慢は相当ですが、来年にむけ売られすぎたいい銘柄を丹念に拾っていく局面だと思います。
今夜0時発表の米消費者信頼感が変なものでなければ、明日はリバウンドを期待できそうです。
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リサーチのコラム(ライト)
中小型株を中心に、主に会社訪問など独自の取材で得られた、精度の高い情報を厳選してお知らせするコラムです。情報誌などにありがちな、とにかく多くの銘柄を書いておけば何かは当たるだろうというスタンスではなく、値千金の情報が得られた時だけアップデート致しますので、毎日ご提供というわけにはいかないのはご容赦ください。ファンダメンタル情報の鮮度には絶対の自信を持っておりますが、マーケット全体の動向や個別の需給による実際の売り買いのタイミングについてはご自分で判断頂きますので、株式投資中級者以上の方々向けの内容となりますのでご注意下さい。
個別銘柄の推奨数:原則として30日間に1銘柄
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