少し下に行って、上昇して、でもやっぱり戻ってきて、そしてあとは何度か下に行きたい雰囲気がある中、支えられて引けはほぼ変わらずと、終わってみれば結局なんてことないように見えるマーケットでした。米株指数先物強い、ドル円が140円台突入(現在141.6円)、ヨーロッパでガス価格上昇も、WTI原油先物は90ドル以下と、まあまあいい状況に支えられました。むしろもっと上がってもいいのにといった感じでしたが、でも下がらないは下がらないなと、強さも弱さも両方感じる1日でした。

中小型株界は堅調で、東証マザーズ指数+0.4%、東証グロース市場指数+0.4%となりました。昨日が少なかったらということもありますが、東証グロース市場売買代金は1,400億円弱で前日比50%以上の増加と、盛り上がりを見せていましたね。米CPIの発表まで時間があり、谷間の時間帯で少しリスクオンの雰囲気になってます。トレーディング的にも面白いマーケットになってまして、昨日の【参考銘柄】 も寄りから強い動きとなっていました。

 

明日はメジャーSQ週の水曜日ですが、波乱はなさそうです。金曜日にSQを超えて、需給をリセットして再びいい雰囲気になってくれるのかどうか。まだ様子見ですが楽しみに待ってます。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]