何がどうしたという訳ではなく、新しい悪いニュースが出なかったということ、そして年度末で実需の売買が薄い中で、今日はインデックス連動ファンドによる配当再投資の先物買いが入ったということで、株価は引けにかけてゆっくりじり高となりました。
一昨日に日経平均が27,500円を超えたら買いとコメントしましたが、下に怯えながらもとりあえず買いでついていかなければという局面です。何回も騙されているというか、上値は重いでしょうから、いいところで売らなければならないのですが、前回止まってしまった28,500円がとりあえずメドになります。28,500円まで上がった時にどうするかは、もうその時の判断ですね。今現在ファンダメンタルズでどうのこうの言える、はっきりした売り買いのレベルはないです。いずれにしろ、引き続き年度末、年度初めということで慎重に行かねばなりません。27,500円を切ったらロスカットで。
引き続き中小型株は上げ幅が小さく、失望感を誘いました。今週の上げは欧米で金融不安が和らいでいるおかげなので、バリュー株が買われ、グロース株はむしろリバランスで売られがちというところで、しょうがないと言えばしょうがないです。ここは耐えるところですね。31日に年度末のお化粧買いが入ることに期待しましょう。でも、あまりに上げるようなら一旦少し売ってもいいですね。
大型株、中小型株ともに大きなトレンドが無く、小手先のトレーディングで小銭を稼ぐか、あまり気にせずむしろ何もしないか、そんな雰囲気がまだ続きそうです。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:米相互関税が25%でやや安心感で反発。グロース250指数が700ptサポートで中小型株の強さ続く。 - 2025年7月8日
- マーケット一言:米株市場待ちで日本株薄商い、悪材料多いがサポートもあり小幅な下げ。久しぶりの中小型株の復活。 - 2025年7月7日
- マーケット一言:米雇用統計とその後の米金利、それから米関税政策などを消化不良で日本株は小動き。 - 2025年7月4日
- マーケット一言:米3連休&米雇用統計前で日本株小動き。中小型株の弱い動き続く。 - 2025年7月3日
- マーケット一言:米トランプ大統領の強気発言が続きリスクオフ気味に下落。しかし大型株の買い圧力は強い。中小型株はそのとばっちり的に売られる。 - 2025年7月2日