基本ちょっと弱いかなぐらいの静かなマーケットだったのですが、14時過ぎから売られ始め、日経平均-0.5%、TOPIX-0.4%と少し下げ幅を拡大して引けました。今晩の米3月CPI発表前にアクティブになりづらく、静かにリスクオフで沈んでいく感じでしたね。日銀が物価見通しの上方修正を議論する公算が大きいことも伝えられ、利上げ懸念が強まったのも下げの一因でした。
個別銘柄としましては、マイクロソフトが日本で大型投資というニュースにより、電力会社と、それから久しぶりにAI関連銘柄が賑わいましたが、半導体関連銘柄はレーザーテックこそ+1.8%だったものの、下げた銘柄も目立ちまして盛り上がりませんでした。
グロース250指数は+0.1%とプラスでした。しかし寄り付きからしばらくいい感じの強さを見せた後で、引けまで売られてのプラスでしたので、プラスで良かったというよりは、売られて残念な思いの方が強かったです。まあこちらも、米3月CPI前ということでしょうがないですね。ともかくイベント通過を待ちましょう。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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