昨日の米4月PPIは、3月の数字の下方修正があったので前月比でみると大きい数字になってしまっていますが、前年比でみるとほぼ想定通りであり、発表時に少し混乱で日米株指数先物などの上下があった後は、ほぼノーイベントで動き無しとなりました。

 

日付変わって今日の日本株は、それでも無風通過を評価してやや強く始まったものの、本命はやはり今晩の米4月CPIということでマーケットはリスクオフモードで盛り上がらず、寄り付いてしばらくは強いが大引けにかけてずるずる下がるという、最近良くあるパターンとなりました。日経平均+0.1%、TOPIX-0.0%とほぼ変わらずでした。

 

ただ、やはりリスクオフではあるのだなーという感じで、個別銘柄の動きをみると良くないマーケットになっていました。例えば東証プライム市場で、値上がり銘柄数29%、値下がり銘柄数69%となっていまして、値下がり銘柄の方が倍以上多いような状態。指数は変わらずでも持ち株は下がっているような方も多かったのではないでしょうか。ちょっと辛い相場でしたね。

 

そうした辛い状況をいつものごとくより強く引き受ける中小型株は、グロース250指数-2.4%。東証グロース市場では、値上がり銘柄25%、値下がり銘柄68%と、こちらは指数も個別銘柄もつらい相場となっていました。せっかく昨日は上がっていたのに残念。。。

 

いずれにせよ今日で決算発表シーズンは一区切り、今晩に米4月CPIも出て、明日からは違う相場が始まるはずです。

中小型株はこの2か月ほどずっとつらい相場が続いていますが、底を固めている感じがありますので、ここを耐えれば大きな上昇相場が待っていると考えています。明日がそのきっかけになればいいと願いながら、しかし願いは願いとしてまた明日の冷静な判断となります。今日はゆっくり寝て明日に備えましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]