日経平均+0.6%、TOPIX+0.5%で、ともに終値ベースで史上最高値更新となりました。

 

日経平均とTOPIXの日中の動きは少しずれていたのですが、それはともかく14時ぐらいまでは、今日は前日比変わらず引けぐらいで上出来だなぐらいで見ていました。しかしそこから引けまでの上昇が、上げ幅はそれほどでもありませんでしたが、昨日の大幅上昇の後と考えれば、非常に力強いものでした。

 

ETF分配金捻出売りなんてあったの?って感じでしたね。昨日気になった引け際の売りも今日は無かったようです。上昇の勢いはまだこのまま続きそうです。明日夜の米6月CPIがいいもの(程よく弱い数字)だと上昇に弾みがつきそうです。

 

ただ不満というかうーんって感じでしたのは”個別株がついてこない”上昇なこと。東証プライム市場で上昇銘柄は38%、下落銘柄56%となってまして、個別銘柄プレーヤーにはちょっと辛い上昇でした。まあこれは明日以降の循環物色での追いつき待ちです。

グロース250指数は-0.5%と続落となりました。東証スタンダード指数も-0.4%で、中小型株にはキツイ一日でした。

 

昨日引け後に決算発表したエヌ・ピー・シーが、東証グロース市場売買代金1位で+13.8%と気を吐きましたが、2位カバーは-4.3%ですし、あと上げてる銘柄はセルシード+15.4%のような主力ではない値動き激しい銘柄でして、良ファンダメンタルズ銘柄のほうが下がっているくらいの印象でしたね。日経平均など大型株が少し落ち着くのを待たなければいけないかもです。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]