昨夜の米GDP(第2四半期、速報)は予想より強いものでしたが、米政策金利の利下げ方向(9月から)の見方を変えるものではなく、これまでの流れの継続ということで米株はやや弱ぐらいの展開でした。
その間にドル円が154円台までの円安に戻る動きでしたので、日経平均先物も少し戻して安定かと思いきや、下は37,300円台、上は38,300円といったレンジで何度も上下運動を繰り返し、非常に不安定な動きになっていました。激しかったです。
先物が昨日の現物引けからちょい安ぐらいで日本時間に帰ってきた後は、円安を素直に好感する形で38,100円台まで前場に戻しました。TOPIXコア30も買われていましたので、やっと外人売りも終わって戻り相場へと思わせましたが、後場は再び超大型株、半導体関連銘柄が売られ始め、日経平均-0.5%(大引け37,667.41円、8日連続安)、TOPIX-0.4%での引けとなりました。今日は昨日の日産の悪い決算を受けて自動車株が売られたのも足を引っ張りました。
大変残念な展開でしたが、少しづつ全体の買いのパワーが増しつつある感じがあったのは良かったです。
来週の日銀金融政策決定会合に向けて、リークと思われる新たなニュースがないのが逆に不気味ですが、週末何か出てくるかどうか注目されます。何も出てこないと利上げは無しという可能性が少し増してきますが、それが日本株にとっていいことかどうかは、直前までの流れによりますので何とも言えないところもありますね。
新規ユーザー登録(無料)いただくと、以下の特典があります。詳しくは、ユーザー登録後に配信される「ユーザー登録完了」メールをご確認ください。
【特典1】
登録時から過去15日分の有料コラム(新規推奨銘柄情報を含む)をお読みいただけます。
【特典2】
会員契約に使える3,000円分のポイントをプレゼントします。
続きを読むには「新規ユーザー登録」と「ポートフォリオマネージャーのつぶやき会員契約(30日間3,000円(税込3,300円))」が必要です
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:日経平均38,000円サポートもあり反発。中小型株は売り圧力もあったが、来週に向け希望の持てる展開。 - 2024年11月22日
- マーケット一言:ウクライナ情勢やや悪化で日経平均は38,000円近辺まで下げる、明日サポートされるか注目、中小型株は今日も強いが、いい波が少し終わり気味 - 2024年11月21日
- マーケット一言:38,000円サポートで地政学リスクを跳ね返すも前日比小幅マイナス。中小型株は相対的にまだ強く、個別で勝負できる相場つき。 - 2024年11月20日
- マーケット一言:薄商い続くが反発、セクターの動きも悪くはない。中小型株が待っていた大幅反発、個別銘柄で勝負できるいいマーケット続く。ただ地政学リスク(ロシアウクライナ)増大中。 - 2024年11月19日
- マーケット一言:医薬品株が大きく下げ、売買代金もなく指数は反落。中小型株は個別では悪くなく、昨日の参考銘柄も強し。 - 2024年11月18日