週末の参院選は自公連立与党の大敗でしたが、過半数に足る議席は取れなかったものの意外と健闘したなという微妙な議席数を取りまして、明けて今日の取引はショートカバー気味に日経平均が40,300円まで上昇した後で失速し、日経平均-0.1%、TOPIX+0.1%とほぼ変わらずで引けました。
先週は39,500円サポートの買いがあって大きく下げはしませんでしたが、事前に自公大敗を織り込んで売られておりましたので、今日は指数を売り込む動きはなく、個別銘柄も参院選前ポジションのアンワインド以外はあまりなかった感じですね。
TOPIXコア30が+0.4%と上げているあたり、海外機関投資家の買いありという感じでしたが、選挙後の日本株の動きをみての欧米株の動きをみてから国内外の機関投資家は本格的に動きたいということで、トレンドが出るのは明日になりそうです。
石破首相続投で物色対象が石破銘柄に向き、また関西電の原発新設報道もありまして、防衛・原子力発電関連銘柄が買われました。(三菱重工+6.2%、日本製鋼所+4.7%、関西電+3.6%など)。
グロース250指数は+0.7%と上昇し、中小型株は上昇するものが目立ちました。
参院選前の一週間で、リスクオフの波を大きくかぶって良ファンダメンタルズ銘柄が売られていましたが、今日は反発するものが多く、ほっと一息という感じでした。
ただ今日も東証グロース市場の売買代金上位はデータセクション+5.8%、レナサイエンス+1.7%、ヘリオス+1.9%、2つ飛ばしてインフォメティス+21.2%、Hmcomm+11.1%といった顔ぶれで、主力や良ファンダメンタルズ銘柄に資金が向くところまでは至らなかった感じですね。
中小型株も明日以降のトレンド待ちとなります。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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