米半導体株安(一部銘柄の業績弱含みや、米政権による中国拠点向け半導体装置輸送制限、Alibabaの新AIチップ発表による)をうけ、日本の半導体関連銘柄、データセンター関連銘柄が大きく売られ、日経平均-1.2%、TOPIX-0.4%と下げました。

日経平均は一時42,000円を割れましたが、DeepSeekショックで慣れている(中国発の半導体悪材料で下がっても戻す流れに慣れている)投資家が大半で、後場は引けにかけて徐々に戻す展開となりました。

 

このところ弱い基調になっていますが、それでも底堅いというのは変わらずであり、今のところは下がったらどこで買うかだけの問題という感じです。

ただ、今週は米雇用統計が大注目で控えていますので、アクティブにリスクは取れないところですね。

 

グロース250指数は-0.3%と小幅な下げにとどまり、こうした下げ、円高傾向、の中での強さを見せました。

 

東証グロース市場、スタンダード市場ともに出来高上位の銘柄の値動きが激しく、トレンドというのが出づらいですが、ともかく資金がとどまっている、回ってきているのは悪くないです。

 

市場が落ち着き次第、良ファンダメンタルズ銘柄の上昇がまた始まるとみています。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]