日経平均は-0.7%(-311円)と続落し、TOPIXは-1.7%(-55pt)と反落しました。
日経平均の配当落ちが約-300円、TOPIXが約-30ptですから、実質ちょい下げぐらいです。
配当落ちを埋めて上昇するほどの強さはなかったとは言えますが、日経平均は45,000円をキープできました。
中間期末の波乱的な動きもなく、今週はイベントが多すぎて逆になのか、やや静かな1日でした。
自民党総裁選挙と、月初の米経済統計待ちといったところです。
ソニーの金融子会社であるソニーFGが上場し、参考値段150円に対し、173.8円(+15.9%)で引けました。
グロース250指数は-0.9%と反落しました。配当落ち分がほぼありませんので、大型株に見劣りする下げとなりました。
実質年度後半入りしましたが、今日明日は中間期末のリスク回避の動きもあり、中小型株に積極的な買いは入りづらいかもしれません。
とりあえず、明日はお化粧買いが入ってきて上げるかも、ぐらいな感じです。
東証グロース市場売買代金順では、メドレックス-8.6%、データセクション-18.1%が雰囲気を悪くし、Aiロボティクス+6.9%、タイミー+0.5%、サンバイオ+2.9%の主力で何とか踏ん張り、デ・ウエスタン-13.0%でやっぱりだめ、のような感じで、個別株のトレンドも出ませんでした。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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