米トランプ政権による重要ソフトウェア対中輸出制限の話や、米自動車サブプライムローン懸念の深まりなどで米株が下落し、日本株も日経平均-1.4%、TOPIX-0.4%と下落しました。

 

ソフトバンクG-4.7%、ディスコ-3.8%、アドバンテスト-3.7%、レーザーテック-2.3%、東京エレクトロン-3.3%と、半導体関連銘柄は全面安といった感じになりました。

また、銀行株、自動車株も今日は弱含みました。

 

一方TOPIXは下げましたが、東証プライム市場の値上がり/値下がり銘柄比率は59%/37%となっており、超大型株や最近流行りの銘柄を外して買う動きがあったようです。

 

下げたとはいえ資金循環は続いており、また、今日はいつもとは違う銘柄に物色が移ったことで、なんというか資金の流れが一周終わった感じで、次はまたいつもの銘柄に戻ってくるのでは、ということはまた全体も強含ものではとみております。

明日は金曜日であり、高市新首相の所信表明演説もあるので、週末前売りやリスクオフ売りもありそうで警戒ですが、所信のネタ次第では明日、そうでなくても来週初には期待が持てそうです。

とはいえ、米トランプ大統領次第のとこではありますね。。。

 

グロース250指数は-1.5%と、昨日の上げを打ち消すような感じで下げました。なかなか波に乗れません。

 

今日は個別銘柄の動きがばらついており、中小型株全体としても、個別銘柄(や個別テーマ)でどうこう、どうなるといった感触があまりありませんでした。気持ち悪いマーケットでした。

 

政策買いで名村造船+14.8%、ジャパンエンジン+4.4%といったところが強く、造船関連は息が長く買い持ち気味で行きたいところですね。

弊社はちょっと出遅れ的、中心から外れてる銘柄も好きでして、以前参考銘柄として名前を上げました、寺崎電気(6637)に引き続き注目しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]