今日の日本株は日経平均+1.4%、TOPIX+0.5%と反発しました。

 

トランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談が決まったようであり、インテルの決算も良くであり、153円台に突っ込む円安であり、高市トレード再開の兆しありで、想定より早い戻しとなりました。

 

ただ今日は昨日と逆というか、指数は上げていますが東証プライム市場の値上がり/値下がり銘柄比率は41%/54%と値下がり銘柄のほうが多く、今年の上げ相場の特徴だからといえばそれまでですが、上げたのは一部の銘柄だけのような感じが少し気になりました。

 

今日の夜の米9月CPIや、来週の日銀金融政策決定会合、米FOMCが気になるということもあり、今日は昨日の下げの戻りにとどまったということでしょう。

 

グロース250指数は-0.3%と、中小型株は今日も冴えませんでした。

週末前、米CPIというイベント前、最初の反発はまず大型株からということで、今日はまあしょうがないでしょう。

 

名村造船+14.5%、内海造船+12.9%、ジャパンエンジン+5.4%、(昨日こちらで注目として名前をあげました)寺崎電気+8.9%と、今日も造船関連銘柄が買われました。

 

高市銘柄、あるいは政策銘柄でFFRIが+5.3%、QPS研究所+4.5%、伊勢化学+4.8%といったネットセキュリティ関連、宇宙関連、ペロブスカイト関連銘柄も強く、メタプラネット+10.1%、データセクション+7.4%、堀田丸正+12.7%と個人に人気に銘柄も大きく上昇で、今日は個別銘柄レベルでは悪くない相場でしたね。

 

中小型株は海外投資家の売りが続き、需給的には少し苦しい展開が続いておりますが、資金はきちんと入ってきています。

個別銘柄で勝負できる流れが続けば、全体の雰囲気も改善してやりやすいマーケットになっていくはずです。

 

次のチャンスを逃さないようにしたいところですね。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]