今日の日本株は、昨日の大幅上昇の後でそれほど動いていない見かけの引けとなり、日経平均-0.8%、TOPIX+0.3%となりました。

 

中身としては割と盛りだくさんで、因果関係があって重複するところもありますが、

 

1. 需給:先週来コメントしている謎の売り圧力(特に夜間)もあって、昨夜の日経平均先物は53,520円まで下げましたが、日本時間後場の買いというのもまた今日ありまして、現物指数は54,250円で寄って54,293円で引けと、やや弱かったぐらいで引けました。昨日の大幅上げを考えれば上出来です。

 

2. ファクター:TOPIXバリュー指数+1.7%、TOPIXグロース指数-1.3%と、バリュー買いグロース売りのフローが入り、指数間パフォーマンス差が3%となかなか見ないくらい大きく開きました。東証プライム市場売買代金は8.6兆円弱と大商いで、そうしたフローは相当大きなサイズだったと思われます。TOPIXコア30でトヨタ+3.6%、MUFG+2.3%に対し日立-4.1%、ソニー-4.6%という動きが印象的でした。

 

3. リスクオンとリスクオフ:貴金属価格が反発を見せ、関連銘柄に買いが入りました。また、防衛、造船、宇宙、核融合、ペロブスカイト太陽電池など高市銘柄も強かったです。一方で米企業決算(半導体関連)でパランティアが大きく上昇(+6.8%)も寄り天、アドバンスト・マイクロ・デバイセズはいい業績だったが時間外で-8.1%と弱さが目立ち、日本でも半導体関連銘柄が売られました。(古河電工+7.3%など電線株は強い。)

 

そしてグロース250指数は-0.7%と、中小型株は全般として弱かったのですが、(以下、大型株も含みますが、)

 

4. PayPalショックとSaaS関連銘柄不安再び:需要減速懸念で米デジタル決済大手ペイパルが-20.3%、米ITリサーチ・アドバイザリー企業ガートナーが-20.8%下げたことで、AIが事業を奪う可能性が今まで以上に意識され、関連銘柄が大きく売られました。決済系で、GMOPGは-3.5%程度でしたが、マネーフォワード-9.1%、フリー-12.5%。SaaS系でSHIFT-7.4%、シンプレクス-9.9%、ノースサンド‐14.6%という感じでした。

 

5. テーマ株は依然強い:造船(名村造船+3.6%)、宇宙(アストロスケール+4.0%、QPS+3.6%)、レアアース(マイクロ波+7.2%、MERF+7.7%)、ペロブスカイト太陽電池(ケミプロ化成+18.5%、伊勢化学+10.5%)と、人気銘柄が引き続き強く、トレーディングにとって悪くない環境が続きました。

 

日替わりマーケットなのでなかなかお勧めも難しいですが、

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]