弊社の【推奨銘柄】(リサーチのコラムで提供)のパフォーマンスについては随時コラムにしていますが、今回は、【参考銘柄】(ポートフォリオマネージャーのつぶやきで提供)のパフォーマンスについて、情報提供銘柄数も増えてきたのでコラムにすることにしました。
タイトルにも書きましたが、最近の参考銘柄では、
- フィールズ(2767)+120% (2022年04月19日)
- ANYCOLOR(5032)+172% (2022年06月09日)
- プロジェクトカンパニー(9246)+103% (2022年06月21日)
などが大幅上昇しました。
最近では、2022年09月22日のFPパートナー(7388)が短期間で+39%の上昇となりました。
こういうお宝銘柄の情報を素早くご提供できるのが、参考銘柄の強みです。
さらに情報を有効に活用いただこうと検証した結果、より良いパフォーマンスを出す「売買ルール」と「銘柄の保有期間」が見つかりましたのでご提示いたします。
売買ルール
- 情報提供時の株価から100%上昇したら、その日に手仕舞い
- 情報提供時の株価から終値で10%下落したら、次の日の始値で損切り
- 上記のどちらにも該当しない場合、情報提供時から指定の期間経過した日に手仕舞う
※32銘柄(2021年10月22日~2022年9月22日)の参考銘柄に基づいて検証を行った結果
なぜ「100%上昇で利確」なのか
なぜ「10%下落したら損切り」なのか
については、利確10%~190%まで10%区切り、損切り5%~20%まで5%区切りの76パターンで検証したところ、一番再現性が高くパフォーマンスが良かったからです。
また、3つ目のルールで明確な保有期間を明示していないのは、お客様の資金量・お客様が1銘柄から期待したいパフォーマンスによって、異なるからです。
次の「検証データ」の項目でご説明します。
検証結果データ
◆銘柄のパフォーマンス
上の表は、32銘柄を弊社が作成した「売買ルール」に基づいて売買した場合のパフォーマンスです。
例えば、投資期間1ヶ月の列の売買ルールは、
- 情報提供時の株価から100%上昇したら、その日に手仕舞い
- 情報提供時の株価から終値で10%下落したら、次の日の始値で損切り
- 上記のどちらにも該当しない場合、情報提供時から1ヶ月経過した日に手仕舞う
となります。(今後、このようなルールを「売買ルール(1ヶ月)」と記載します)
累計パフォーマンスは、32銘柄を売買ルールに基づいて売買した場合の損益の累計です。
1銘柄平均パフォーマンスは、累計パフォーマンスを32で割ったものです。
数字だけ見ると、6ヶ月保有が一番パフォーマンスがよく見えるのですが、実はそんなに単純なものではありません。
というのは、売買ルール(1ヶ月)の場合のパフォーマンスが+4.2%なので、6ヶ月保有したなら+25.2%(4.2 × 6)のパフォーマンスが欲しいところ、+13.5%しか無いんですね。
6ヶ月保有は資金効率が悪いとも言えます。
ところが、参考銘柄は「1ヶ月の間に1銘柄提供・月額3300円」(プラン詳細はこちら)としている関係上(結果的には11ヶ月の間に32銘柄なので、ひと月約3銘柄ですが)、1銘柄を10万円分位しか買わないお客様にとっては、売買ルール(1ヶ月)で期待利益が取れたとしても源泉税と会費を差し引くと、プラスマイナス0になってしまうのです。
となると、源泉税と会費を支払って元を取るためには、2ヶ月以上の保有が必要となります。
これらの関係が一目でわかるように、1銘柄への投資資金とパフォーマンスの関係を表にまとめました。
◆投資資金ごとのパフォーマンス(源泉税、会費差し引き後)
例えば、1銘柄を30万円分買って、売買ルール(2ヶ月)で運用した場合、
30万円 × 7.6%(1銘柄平均パフォーマンス)= 22,940円(期待利益)
22,940 × 0.79685 = 18,280円(源泉税支払後利益)
18,280-3,300=14,980(会費を引いた後の利益)
となり、最終的に2ヶ月で約5%の運用利益が期待できるということです。
表の見方をお分かりいただけたところで、「資金効率は高い方が良い」という観点から検証すると、
- 1銘柄に10万円・20万円・30万円を投資する方は、2ヶ月間保有するのが(売買ルール(2ヶ月))資金効率が良い
- 1銘柄に100万円を投資する方は、1ヶ月保有するのが(売買ルール(1ヶ月))資金効率が良い
ということがわかります。
もちろん、「投資効率よりも、どれだけ1銘柄から利益が得られるかが重要」という投資方針を妨げるものではございませんので、6ヶ月保有されることも良いと思います。
まとめ
計算が多くてよく分からなかった、という方はこれだけ覚えておいてください。
参考銘柄を買う場合の、売買ルールは
- 情報提供時の株価から100%上昇したら、その日に手仕舞い
- 情報提供時の株価から終値で10%下落したら、次の日の始値で損切り
- 上記のどちらにも該当しない場合、情報提供時から指定の期間経過した日に手仕舞う
を推奨。
銘柄の保有期間は、
- 1銘柄に10万円・20万円・30万円を投資する方は、2ヶ月間保有するのが(売買ルール(2ヶ月))資金効率が良い
- 1銘柄に100万円を投資する方は、1ヶ月保有するのが(売買ルール(1ヶ月))資金効率が良い
を推奨。
幸い、1株から銘柄を購入できる証券会社が増えてきており、株価に関係無く「1銘柄に20万投資」ということが可能な時代となりました。(参考:1株から買える証券会社)
1株から買える証券会社を使えば、運用資産が100万円程度からでも、参考銘柄で無理なく資産運用が可能です。
「少額の運用資産しかないので、リサーチのコラム会員は難しい」とお考えの方
「リサーチのコラム会員になっているけども、短期で結果がでるトレード自体を楽しみたい」とお考えの方
ぜひ、ポートフォリオマネージャーのつぶやき会員をご検討ください。
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