月末の買いが今日(何かの間違えで1日早く)入ってしまっただけなのかと、冗談交じりで昨日そんなコメントを致しましたが、本当にそうだったんじゃないかと思わせるような今日の弱さでした。日経平均が-1.4%も下がるような特別な何かは無く、月末でお化粧買いよりは利食い売り、円高傾向、米債務上限交渉待ちや中国の景気悪化懸念と、小さな材料が積み重なったことで下げがやや大きくなったようです。

 

中小型株界では、東証マザーズ指数は+0.1%と辛うじてではありますがプラスで、昨日に引き続き大型株よりも数字としてはいいパフォーマンスとなりました。しかし昨日とはだいぶ中身が違うというか、見かけだけというかで、昨日は個別株の強さが指数を上に引っ張ったリスクオンの形、今日は個別株売りに対し指数を買うようなフローが入っている感じの、個別株を下げて指数を上げるような特殊なリスクオフの(大きなファンドの解約があったような)形と、対照的なものになっていました。

 

月末特有の何かしらのおかしなフローがあっての下げの部分もあったでしょうから、今日下げたからといってまだ悲観的になるところでもありません。明日の動きをみてまた全体の流れを判断したいと思います。

 

 

 

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