昨日の上げは迫力に欠けるものといった印象が合ってたということなのか、本日の日本株は反落となり、日経平均-1.6%、TOPIX-1.4%となりました。
各社の決算発表が始まっていますが、昨日引け後に発表した任天堂の今期業績見通しはコンセンサスに届かず、Switch後継機のアナウンスを今期中に行うとの報告はあるも時期は未定ということで、株価は-5.4%と下げました。本日場中に発表した三菱重工も今期計画がコンセンサスより下で、株価は-7.3%で引けました。米パラマウント買収提案を引き続き嫌気されたソニーが-5.0%だったり、米半導体関連株安を受けてレーザーテックなど半導体株が安かったり、商社株が大きく売られたりと、大型株個別材料での下げが全体の雰囲気を悪くした一日となりましたね。
トヨタも本日ザラ場に決算発表で、前期の営業利益が5兆円を超え日本企業過去最高だったり、自社株買い1兆円も発表されましたが、市場の期待が大きすぎることもあって一旦売られてから戻すといった展開で、引けは-0.6%と市場の悪い雰囲気を覆すには至りませんでした。
グロース250指数は-0.2%と小幅安でした。朝10時ごろまでは力強く+1.3%まで上昇し、期待通り中小型株のターンがやってきたかという期待を抱かせましたが、全体相場の悪い雰囲気に飲まれたかそこからあとは大引けにかけてずるずると下げる展開になってしまいました。ただまあ今日のところはちょっとアンラッキーだったなぐらいの感じで、また明日以降に期待といった感じです。
昨日大幅高のセキュアが今日はストップ安だったり、AI関連銘柄の代表格データセクションが-14.2%と大幅安だったり、雰囲気でプレーするような銘柄の値動きは荒いですが、良ファンダメンタルズ銘柄は需給が最悪だった時期を脱し、下値からジリジリと戻し始めています。弊社リサーチのコラム推奨銘柄も復調しつつあり、推奨銘柄ポートフォリオのパフォーマンス(シミュレーションによるもの)は、主要指数がマイナスの中でプラスとなっています。リサーチのコラムの方もちらっとでも覗いてみて頂けますと幸いです。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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