本日の日本市場はまたも明日朝のエヌビディア決算待ちの消化試合の様相で、東証プライム市場の売買代金は+3.3兆円弱と閑散、日経平均+0.2%、TOPIX+0.4%の小動きでした。
ドル円は145円までの戻りを試す円安ではあるものの戻り切れずでしたが、日本株は全体として9時半くらいまで弱かったあとは引けまでじり高と、今日も底堅さが目立ちました。
トヨタ+3.9%、ソニー+2.3%などTOPIXコア30銘柄が強く、指数は+0.8%とTOPIXの上昇率を上回り、今日も質のいい買い(しかしアグレッシブ買ってはこない)が継続していました。いいですね。
そのエヌビディアの決算は、その株価の反応とともに読むのは難しいですが、いずれにせよそのニュースで大きく下がったいい株は買えばいいと割り切れるマーケット(暴落でなければですが)ですので、まあある意味下がって安いところ買わせてくれ待ちでもあります。とりあえず待ちましょう。
エヌビディア決算というイベント前に、買戻しもあって超大型株や半導体関連株が上昇しますと、いつものごとく中小型株は蚊帳の外になりまして、グロース250指数は-2.3%と大きく下げました。
主力が下げをけん引しまして、GNI-8.4%、タイミー-2.3%、カバー-2.5%、フリー-7.1%と下げていたり、昨日賑わった宇宙関連もQPS研究所-9.6%、アストロスケール-10.9%と急上昇の前のレベルあたりまで下げてしまいと、久しぶりに悲しい展開でしたね。
利食いは出てくるレベルですので、今日のところはしょうがないところです。
まあイベント前に下げるのはいつものことですので、通過後の再物色を期待しましょう。(但し、明日ではないかもしれません。)
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:ドル円が141円台である程度安定し、株は反発、米FOMCでの政策金利利下げ幅は-0.5%か-0.25%かまだ分からない。 - 2024年9月18日
- マーケット一言:一時139円台の円高により日本株弱いが、底堅い - 2024年9月17日
- マーケット一言:円高が響き小幅に反落、来週の米FOMC待ち - 2024年9月13日
- マーケット一言:米8月CPI通過で大型株全面高、中小型株も強いがややばらつく - 2024年9月12日
- マーケット一言:メジャーSQ週の水曜日の下げアノマリー、円高進むが日本株は底堅く安心感も、米8月CPI待ち - 2024年9月11日