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【総評】     

 投資主体別売買状況・現先合算(23週)-海外が売り越し 個人は買い越し

2月第3週(2/172/21)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週ぶりの売り越し(-6,300億円)、個人は2週ぶりの買い越し(+1,000億円)となった。

同週の日経平均は軟調。日銀の早期利上げが意識されて国内長期金利が上昇傾向となる中、円高と株安が同時進行して週間で400円近い下落。

そのなかで海外投資家は順張りの売り越し。個人は逆張りの買い越しとなった。

信託銀行は、合計では買い越し(+1,200億円)に見えるが、大半は日経平均先物(=非年金)であり、GPIFなどには大きな動きは観測されなかった。

一方で、公的年金に関しては、TOPIXパッシブからアクティブへのシフトが数千億円実施されたと思われる。

また、企業年金では、アクティブからパッシブへのシフトが観測され、公的年金と企業年金では逆の動きとなっている模様だ。

 

今週の重要なスケジュールとして、日経平均的入れ替えが公表される可能性が高い。

2022年からの定期入れ替えは6回(3/9月)あったが、公表は該当月の第一営業日〜第三営業日となっている。

特に第二・第三が多く、今回は火曜日、あるいは水曜日に公表されると予想している。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

4】通過イベント

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  • 配当再投資先物買い(3/27

日経平均型、加重型の合計で約2兆円の先物買い需要を見込む。

日経平均 想定配当落ち308円 配当金額3,000億円

この続き:417文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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