メジャーSQを超えて需給関係の整理が終わり強い基調に戻った日本株は、米株も強かったですし週末トランプネガティブが無かったしで、本日も順当に上昇し日経平均+0.9%、TOPIX+1.2%となりました。

 

全体の強さはある程度見ていたので驚きませんでしたが、今日売買代金1位で主役の三菱重工が+12.2%というのはさすがに驚きでした。

ドイツ次期首相のメルツ氏が防衛費を債務制限の対象外とする意向を表明し、川崎重工+6.0%、IHI+9.7%や、三菱電機+6.3%など防衛関銘柄が非常に強かったです。巨額のインフラ投資基金設立の話も出ましたので、機械株のようなEU関連銘柄も上昇しました。

金利高で銀行、保険も強かったですが、不動産セクター、建設セクターがTOPIXセクターの上昇率2,3位と買われ、国内景気敏感株全般が強い展開でした。(TOPIXセクター上昇率1位は機械セクター。)

あとは、今日はディスコ-1.2%、フジクラ-1.4%、レーザーテック-0.3%と弱かった半導体関連銘柄も買われることになれば、日経平均は4万円を目指す展開になれそうで楽しみです。

 

グロース250指数+0.7%と、控えめながら中小型株も買われました。

 

決算を超えたLiberawareが一時ストップ高で引けは+16.2%だったり、主力株カバーが東証グロース市場売買代金1位で+5.0%だったり、早くも高市新首相!期待でHeartseedが15.6%だったりと、ある程度やりやすい銘柄が大きく上げる展開で、ファンダメンタルズプレーヤーもディーラーもプレーしやすいいマーケットが続いています。

 

暗号資産関連のメタプラネットが+6.6%というのも、中小型株市場の安心感を生みましたね。

中小型株のいいマーケットはまだまだ続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]