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【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(4月1週)
4月第1週(3月31日~4月4日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週連続の売り越し(-7,800億円)、個人は2週連続の買い越し(+7,300億円)となった。
同週の日経平均はトランプ関税ショックなどから週間で約3,300円の下落。海外投資家は現物を買い越し(+6,000億円)、先物を売り越し(-1兆3,800億円)た。個人は現物(+7,200億円)、先物(+100億円)ともに買い越した。
海外投資家の現物は、財務省ベース(1.8兆円買い超)を勘案すると、配当落ち後の打ち返しクロス(先物は売り)が相当数含まれているだろう。
従って、現物に関しては買い越しと言い切れないし、先物に関しても単純に大幅売り越しとは言えない。
もちろん、CTAなどを筆頭に短期筋の売りが下げを先導したのは間違いないだろう。
また、この週は裁定買い残も大幅減(約-4,200億円)となっており、指数価格下落寄与約2千億円を差し引いて、自己は現物を2千億円は売ったことになる。尚、東証への裁定報告は全社が行なっていないので、少なくともこの倍はあるだろう。
一方、信託の現物売り越し-1,900億円は、3/31期末のGPIFによるウエート調整売りの痕跡であろう。
さて、肝心な4/7〜の週であるが、GPIFの動きは補足できなかったが、準公的ではウエート調整買いが観測された。規模としては、500億円を3回計1,500億円のTOPIX先物買い、週末4/11にEFP(先物売り/現物買い)を実行した模様。
準公的のこの規模は、GPIFでは1兆円に相当する。足元の日本株ウエートは23%前後まで落ちてきており、0.4〜0.5%の買い付けを実施するのであれば、約一兆円の買いとなるが、果たして今週その買いは入ってくるのか。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- TOPIX_4月7-9月決算銘柄FFW・調整係数 4/28
リバランスは片側3,500億円
売り銘柄上位は、リクルート(6098)、東京海上(8766)、三井物産(8031)、TOB価格乖離の新光電工(6967)
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