日経平均+1.0%、TOPIX+1.1%、グロース250指数+3.7%と続伸しました。

米国とEUの貿易交渉進展期待があり、また、今晩がグッドフライデーの祝日で外人売りが少ないなかで、公的年金っぽい買いは今日も入っていました。

東証プライム市場の売買代金は今年最低の3.3兆円と全く盛り上がらない中ではありましたが、一応好需給ということで、値上がり銘柄/値下がり銘柄の全体に対する比率が91%/7%と、全面高となりました。

 

週末に何が出てくるのか分かりませんので、どうしてもリスクオンにはなれず、本格上昇局面とはいきませんが、気がつくと上がっている、そんな感じのマーケットです。

売買代金が増えるまでは信用できるトレンドにはならず、サイズは小さ目で行くべきですが、週末に何もなければ、週明けから週央にかけて買いからのプレーは出来そうです。

 

イーライリリーの経口肥満薬のニュースで、開発元である中外製薬が+17.5%と大幅高し、中小型株もサンバイオ+6.4%、クオリプス+12.4%、GNI+12.4%、セルシード+16.9%、ヘリオス+10.1%などどバイオ銘柄祭りとなりました。

ZenmuTech+17.7%など、引き続き強い直近IPO銘柄などもありましたが、先行して上げていた銘柄には買い疲れも少し見えてきました。

中小型株を買いからプレーするのであれば、値動きの激しい銘柄をデイトレ的にプレーするのもアリですが、どちらかというと指数でのプレーの方がゆったりとプレーでき、リスクリターンがも良さそうでお勧めです。

 

今週もお疲れさまでした。

良い週末をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]