昨夜の米株が上昇し、そして日米財務相会談で為替目標の言及なしで円安もあり、中国が一部米製品の関税適用除外検討の報道もありで、日経平均+1.9%、TOPIX+1.4%と今日も上げました。

 

海外投資家の買いは引き続き入っているようであり、また、後場もしっかりとした動きで最近よく見る寄り天ではなかったということで、久しぶりに力強さを感じました。

昨日コメントしました通り、上げればついていく、それでいけそうな状況です。週末のトランプリスクはまだ注意ですが。

 

半導体、電線関連がすっきりと強く、ディスコが+4.3%で売買代金1位、フジクラが+8.8%で2位と商いました。

続いて川崎重工+4.8%、三菱重工1.9%であり、防衛関連株も強かったです。

昨日強気な今期業績見込みを発表したニデックが+12.5%と大幅高でした。

本日場中に決算を発表した第一三共も+6.2%と上げました。

 

グロース250指数も+1.3%と、中小型株は今日は買われました。

QPS研究所+5.9%、アストロスケール+6.9%と今日も宇宙関連が強く、主力でバイオのサンバイオ+9.2%、GNI+2.1%もあり、昨日大幅上昇したココナラは+13.7%と今日も買われと、いい雰囲気になっています。

 

東証グロース市場で値上がり銘柄/値下がり銘柄の全体に対する比率が57%/35%と、全体上げ!にはいたっていないのが少し気になるところですが、買いが入ってくれば買いが入ってくるといった流れを呼べる状況に放っていますので、来週に期待のところです。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]