週末に特にトランプネガティブがなく、日経平均+0.4%、TOPIX+0.9%と続伸し、米上乗せ関税急落前(今月2日)の終値を回復しました。

 

落ち着いてここからまた仕切り直しというところですが、日本はこれからゴールデンウイークと決算発表シーズンとなりますので、リスクをとるにはあまりいいタイミングではありませんね。少し様子見がしたいところです。

 

非公開化を前提とした買収案が出た豊田自動織機が+22.7%、その他のトヨタグループ企業も強く、トヨタ自身も+3.6%と上げました。

決算モノでは信越化が+6.6%と高く、アドバンテスト-4.8%、日東電工-5.8%は下げました。

 

グロース250指数は+0.6%と、中小型株も上げました。

 

東証グロース市場の売買代金上位で、ココナラ+18.9%、ispace+6.8%、タイミー+7.2%、Liberaware+14.7%といった強いものが目立ちましたが、売買代金1位のQPS研究所は-5.5%、その他サンバイオ-2.7%、TerraDrone-10.0%といったものもあり、ややばらついた動きとなりました。

 

米政府が造船業をめぐり日本に安全保障と経済の両面で協力を求めたとの報道で、東証スタンダード市場の売買代金1位で名村造船が+16.5%だったり、ジャパンエンジンが+14.7%だったりと、そのたいくつかの防衛関連銘柄も含め、ここら辺が今日は分かりやすいテーマでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]