米中緊張緩和期待から今日も日本株は強く、日経平均+0.4%、TOPIX+0.3%となって、TOPIXは12日続伸となりました。

日経平均38,000円に近付き、利食い売りなどにより一時は日経平均、TOPIXともにマイナス圏まで売られましたが、米中による記者会見期待で引けにかけ持ち直しました。

 

今日は川崎重工業+4.6%、三菱重工+0.2%の順でしたが先週金曜日に引き続きこの2社が売買代金1、2位で買われました。

今日は半導体銘柄の上げが大きく、売買代金3、4位でディスコ+6.1%、アドバンテスト+9.0%などと上昇しました。

トランプ米大統領の処方薬価格引き下げ方針を嫌気して、医薬品株が売られました。

 

グロース250指数は+0.7%と、読み通り週明けで中小型株の買いが入ってきました。

ただ物色としては偏っていました。

上げた方では今日はなんといっても宇宙関連の強さが目立ちispace+14.3%、QPS研究所+10.6%、Synspective+7.0%、アストロスケール+3.3%がありました。他にはタイミー+4.1%、カウリス+23.5%、ジェリービーンズ+9.6%、Unipos+32.7%というのもありました。

下げたほうでは、主力でサンバイオ-2.4%、カバー-2.3%、GENDA-5.6%や、他にバンクオブイノベーション-6.1%、レナサイエンス-4.7%といった感じでした。

 

16時からの米中会見で、米国の対中関税は145%から30%に、中国の対米関税は125%から10%に、90日間引き下げられることが発表されました。

日経平均は38,400円(今日の現物引け値37,644円)まで買われています。ドル円は147.7円程度です。

 

弊社はドル円で148円、日経平均はで38,000円を短期的な上値のメドとしておりましたが、日経平均はこれをクリアしているのに対し、ドル円はやや遅れています。

いつでも株式市場のほうが、債券、為替市場より楽観的なことが反映しているようです。

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]