今日日本株を買う材料はそれほど無いように思えましたが、昨日コメントした通り、米株が荒れない限りは買いということですし、自動車分野の米関税緩和進展期待もあり、日経平均+0.6%、TOPIX+1.0%と続伸しました。

 

TSMC機密情報不正取得に、東京エレクトロンの従業員関与の疑いが浮上し、東京エレクトロンは-3.8%下げ、ディスコ-2.4%、レーザーテック-1.9%など他の半導体関連銘柄も下げました。

決算発表後に上下に振れた川崎重工-0.3%、IHI-1.2%はやや弱かったですが、三菱重工+4.7%、日本製鋼所+6.1%、東京計器+5.0%など、防衛関連銘柄が上昇相場の主役としてのさすがの強さを見せました。

好決算の三井不動産が+5.9%と上げ、TOPIX不動産業指数を+2.8%と不動産株全体を押し上げました。

オープンAIの株式売り出し観測で、思惑でソフトバンクGが+4.2%上昇しました。

 

グロース250指数は-0.1%と、今日は中小型株は一服の日となりました。

 

Liberaware+8.1%、ブルーイノベーション+3.8%と久しぶりにドローン2銘柄が商いを伴って強かったのが、期待が速すぎるかもしれませんが、主力への物色回帰を感じさせて好印象でした。

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]