明日夜(日本時間)のジャクソンホール会合でのパウエル米FRB議長の講演に対する警戒が続き、日経平均-0.6%、TOPIX-0.5%と続落しました。

 

東証プライム市場の売買代金も4兆円まで減少してきており、売られている、というよりは、イベント前で買いが引っ込んでいる、程度な感じです。

今日も、今年先駆して上げていた銘柄は下げがそこそこきつかったですが、それ以外の銘柄には買いが入っており、底堅いという印象が続きました。

 

パウエル米FRB議長がいきなりハト派になるとも思えず、株式市場的には下方向のリスクはありますが、下がったらそこはそこで買いチャンスであるという見方は変わっておりません。

現状特段やるべきアクションもなく、イベント通過待ちとなります。

 

グロース250指数は-0.3%と、小幅ながらも大型株指数につれ安しました。

 

主力は弱いものが目立ち、今日も良ファンダメンタルズプレーは若干辛い相場つきでした。

 

東証グロース市場の売買代金上位は、アクセルスペース+2.3%、(トライアル-2.0%)、Aiロボティクス+6.5%、キャンバス+14.9%、タイミー+2.9%、コンヴァノ+18.7%、データセクション+3.0%、(フルッタフルッタ-10.2%)、イオレ+15.3%、AppBank+28.4%と、宇宙関連、AI関連、バイオ関連、暗号資産関連系と材料ものばかりではあるものの商いを伴って大幅高しており、資金が中小型株から逃げているわけではありません。

 

ディーリングができる人はそれで楽しみながら、良ファンダメンタルズプレーの人はまだ我慢しながら、そんな中小型株市場でした。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]