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【総評】  

投資主体別売買動向(12月第3週)

12月第3週(1215日~1219日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が6週ぶりの売り越し(-5,100億円)、個人は2週ぶりの買い越し(+3,500億円)となった。 

この週の日経平均は軟調。AI関連が売られ指数を押し下げた。週間では1,300円の下げとなるなか海外は大幅売り越し、個人は買い越しとなった。

信託、投信共に先物売り/現物買いとなり、一部現物買いEFPが継続した模様。

TOPIX先物には大きな動きは見られず、年金系の動きは大きくなかったと思われる。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

  • TOPIX_12月リバランス(実施12/29

自社株消却中心のリバランスで片側約2,700億円、買い方向は見合いのTOPIX型となる。

また、TOBによるFFW引き下げ変更や、ストックオプション行使、CB転換等々の月末調整分を含めると、リバランスは片側4千億円レベルとなるが、指数全体への影響は、ややポジティブと考えて良いだろう。

(売り方向のTOBによるFFW低下銘柄は、TOB価格が下支えとなり、株価がほとんど動かないため)

この続き:158文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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