本日の日本株は、日経平均-1.5%、TOPIXは+0.3%とねじれた展開でした。
昨夜の米国市場は、ダウ+1.0%、S&P500+0.2%と底堅く推移しましたが、SOX(フィラデルフィア半導体指数)は-4.5%と4営業日続落しました。
中国国有企業による国産液浸DUV露光装置の量産開始報道が、装置株への売りを強めました。
また、本日の韓国株市場でも、SKハイニックスの決算は内容自体悪くはなかったものの、市場予想にはやや届かず、KOSPIやサムスン電子とともに急落。
KOSPIは一時13%安、サーキットブレーカーが史上初めて2営業日連続で発動されました。
日本の半導体・データセンター・AI関連株も連日の大幅安で、正直きつい値動きでした。
キオクシアHDは-13.8%で引けは38,380円と、とうとう4万円割れ。ただ売買代金は3.6兆円まで膨らみ、これもあって東証プライム市場売買代金も13.2兆円(前日比+43%)と大きく増加しました。
ストップ安が続発したわけではないのでセリングクライマックスの条件にはやや欠けるものの、そうした売買代金増加、今日のキオクシアや日経平均の値動きそのもの、引け後に発表されたアドバンテストの決算は通期上方修正・市場予想も上回る好内容でPTSは+11%高、TOPIXコア30指数は+0.6%とTOPIX自体を上回りいよいよ海外機関投資家の買いが入ってきた感がありと、反騰の準備は整いつつあります。
ただ今週はまだFOMCや日銀会合、サムスン電子の決算などイベントが残っています。
いきなりリスクオンで買いとはならなそうですが、イベントをこなしていくごとに、上昇へ向かっていくことを期待しています。
セクター・テーマではバリュー、ゲーム・エンタメ、ディフェンシブ、インバウンド、ソフトウェアが強い一日でした。
中でもトヨタ自動車+7.2%に代表される自動車株の買いが目立ちました。輸送用機器指数は+5.8%とTOPIXセクターでトップでした。
キーエンスは前日引け後の1Q決算(営業利益+45%増で市場予想を大きく上振れ)を受けて+9.4%。任天堂+4.3%、カプコン+19.8%、ソニーグループ+4.0%、リクルートHD+4.0%と超大型株も上昇しました。
グロース250指数は-1.5%と、中小型株は日経平均のリスクオフに引きずられて全般安でした。
ただ本日上場したアイ・グリッド・ソリューションズ、ビーエイブルは前評判がそれほど高くなかったにもかかわらず、IPO価格比+7.8%、+88.0%で引けました。
明日以降、他の中小型銘柄にも買いが波及してくることを期待したいところです。
決算発表シーズンの本格化に加え、明日30日は米FOMCと日銀会合という大きなイベントを控えています。
利上げ無しが圧倒的コンセンサスだったところから、今は利上げ予想が3割を超えている明日午前3時の米FOMCを、利上げ無しで超えられるかが注目されます。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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