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【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(7月3週)-日経平均が大幅安のなか海外投資家は大幅売り越し
7月第3週(7月16日~7月19日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が4週ぶりの売り越し(8,200億円)、個人は2週連続の買い越し(3,900億円)となった。
同週の日経平均は大幅安となった。米国が対中規制を強化するとの観測が伝わったことで、半導体株が大きく売られる展開。
週間で1,100円超の下落となるなか、海外投資家は現(-2,500億円)先(-5,700億円)ともに大幅に売り越し。個人は相場が下落するなかで押し目買いが優勢で買い越した。
尚、この週は、前週比では小規模であるがETFオペ(MAXIS分)が実行されている。
注目されている年金動向では、信託に関してはNK225先物を除くと売り越しとなっており、今のところ年金が日本株を積み増している気配はない。日本株の相場が大幅に下落しているが、GPIFの四資産の全てが下落しているような状況下で中央値25%を守るリバランスによる日本株買いは、まだ期待できそうもない。また、日本株のウエイトそのものを引き上げる可能性は消えていないが、その動きはまだ観測されていない。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- TOPIX7月30日FFWリバランス/ FFW10-12月決算銘柄定期見直し公表7月5日
FFW見直しリバランス(10-12月決算銘柄定期見直し)が公表されている。
リバランスは片側4,400億円、元々は買い越しリバランスであるため、売り方向ではTOPIXを広く浅く売ることとなる。
TOPIX FFW(4月)リバランスで買い筆頭であったファストリが大幅アンダ–パフォームしたということがあったが、それに続き、今月のリバランスで買い筆頭であるルネサスが今のところ大幅安。。。この影響もあり、リバランススプレッドは逆方向に転じている。
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