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【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(8月2週)-日経平均38,000円を回復するなか個人は売り越し
8月第2週(8/13~16)の現先合算した投資主体別の売買は、海外が5週ぶりの買い越し(+700億円)、個人は2週連続の売り越し(-5,000億円)。
同週の日経平均は大幅高。連休明けから上昇が続き、同週は4日とも上昇で38,000円台を回復。
海外投資家は現物買い越し(+1,900億円)、先物売り越し(-1,200億円)。
個人は戻り相場のなかで利益確定売り(現物‐4,000億円、先物‐1,000億円)が優勢。
事業法人による買い(+2,200億円)が継続。
信託に関しては、現物買い越し(+300億円)は誤差程度(先物買い越しは+2,500億円)。この週は公的年金の動きは無かったといえよう。
問題は、ここから・・・
ジャクソンホールではパウエルの利下げ予告もあり、米株上昇、円高、日経平均先物下落となっている。
8月の急落以降、主体別売買動向では、公的資金が動いている形跡が少ない。日本株の戻りが速かったため、買い損なった感あり。
足元では、日本株ウエイトは23%前後まで回復してきており、数兆円あった買い余力は、1兆円前後まで圧縮されていよう。
とはいえ、月末にかけて、四半期末では無いもののウエイトを意識するのであれば、今週の買い出動が期待される。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- TOPIX8月29日 ・月末リバランス
リバランスは金額で片側400億円と影響は小さい。気になるのは、新規採用のサンウエルズ(9229)、マクビー(7095)くらい。
- JPX400定期入替えリバランス8月29日
リバランスは金額で片側3,500億円、個別色が強めなリバランスである。
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