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【総評】    

投資主体別売買状況・現先合算(105週)-海外投資家が売り越し 個人は買い越し

10月第5週(10/2811/1)現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週ぶりの売り越し(-3,400億円)、個人は2週ぶりの買い越し(+300億円)。

同週の日経平均は小幅上昇。衆院選の結果は自公過半数割れとなったものの、前週に織り込んでいたことから週初は反発。一方、米大統領選を次の週に控えていたほか日銀会合を通過し為替が円高に振れたことで週後半は売りが優勢となった。

そのなかで海外投資家は現物(‐1,900億円)、先物(‐1,500億円)ともに大幅な売り越しではあるが、財務省ベースでは買い越し、また、先物は自己と食い合っており、実質的には大きな傾きはなかったといえよう。

個人は現物を売り越し(-400億円)、先物を買い越し(+800億円)。

事法と信託が主な買い主体となったが、信託の買い越しは、非年金である日経平均先物買い越しを除けば、大きく傾いていたとは言えない。

結果、各主体ともに大きな動きはなかった、動けなかったという事だろう。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  • Russell/Nomura_11月定期・・・リバランス11/19

11月1日、リバランスが公表された。パッシブ運用は、ラッセルノムラ・プライム指数のみ。

ターンオーバーは片側で1.5%、金額で600〜700億円想定。総じて、個別銘柄で大きな影響はない。

足元は決算発表を受けた動きの影響を受けている。

この続き:591文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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