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【総評】     

GPIFの四半期運用報告が公開された。(2/7)

12月末の日本株ウエートは24.99%となったが、これは、一般的に想定されていたウエート(24.024.5%)より高めの数値である。

GPIFは現在2025年度以降の運用方針を策定中であるが、伝統的四資産のウエートも検討されている。

 

GPIFの2025年1月上旬および2月第一週の日本株売りは推定で1兆円*、売却資金は円債に振られたと考えられている。

この行動から、2025年度以降の日本株ウエート(中央値25%)の引き上げは、まずないと思っていいであろう。

逆に、引き下げの可能性もあったのだが、12月末の日本株ウエートが思っていたより高かったことから、は単なる微調整の範囲と言えよう。

これらの状況から、2025年度以降の四資産ウエートは、現在の中央値25%は据え置かれる可能性が高い。

 

投資主体別売買状況・現先合算(14週)-海外が売り越し 個人は買い越し

1月第4週(127日~131日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が2週ぶりの売り越し(-5,000億円)、個人は2週ぶりの買い越し(+2,600億円)となった。

同週の日経平均は軟調。DeepSeekショックでハイテク株などが売られるなかで海外投資家は売り越し。個人は買い越しとなった。

現物先物ともにリスク回避の売りが出る一方、押し目買いの好機と見た個人の買いや、事業法人の自社株買い(現物+1,500億円)が主な買いの主体となった。

信託は若干の売り越しであったが、GPIFは大きな動きはなかった模様。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

4】通過イベント

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  • TOPIX_2月リバランス(2/27

現在、確定しているのは売り方向の1,200億円。

第一三共570万株、日立950万株、オリックス760万株など。

売り越しリバランスのため、買い方は見合いのTOPIX買いとなる。リバランス規模が大きくないため、先物対応が中心となろう。

この続き:641文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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