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【総評】     

 投資主体別売買状況・現先合算(24週)-MSCIリバランス週で海外が大幅売り越し

2月第4週(2/252/28)の現物・先物を合算した投資主体別の売買は、海外が2週連続の売り越し(-1兆1800億円)、個人は2週連続の買い越し(+7,200億円)となった。

この週の日経平均は軟調。トランプ関税リスクが意識され、週間で1,600円超下落。

そのなかで海外投資家は現物(‐6,100億円)、先物(-5,700億円)ともに大幅に売り越し。個人は逆張りで大幅な買い越しとなった。

同週はMSCI銘柄見直しに伴うリバランスが実施されたことで除外銘柄を中心に売りが出たと想定される。

尚、次週の主体別に反映される見込みであるが、三月第1週では、公的資金の買いが12千億円観測されており、現物に関しては信託は買い越しとなると思われる。当該買いはGPIFによる日本株のウエート維持のための微調整買いであろう。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  • 配当再投資先物買い(3/27

日経平均型、加重型の合計で約2兆円の先物買い需要を見込む。

日経平均 想定配当落ち308円 配当金額2,800億円

TOPIX 想定配当落ち30pt 配当金額1兆2,900億円

MSCI           配当金額3,900億円

 

  • TOPIX_3月リバランス(3/28

2月リバランスと同様に、売り主体のリバランス。片側約900億円、買い方向はTOPOIX先物が中心となろう。

主な売り方向銘柄は、三井住友、富士ソフト(TOB)、アシックス、HOYA、ネクソンなど。

この続き:385文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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