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【総評】    

 投資主体別売買状況・現先合算(42週)-日経平均乱高下のなか信託銀が買い筆頭

4月第2週(47日~411日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が3週連続の売り越し(-1,900億円)、個人は3週ぶりの売り越し(‐1,600億円)。

同週の日経平均はトランプ関税ショックなどから乱高下。

5営業日すべてで4ケタの値幅を記録するなか、海外投資家は現物を買い越し(+1,600億円)、先物を売り越した(-3,500億円)。個人は現物(-1,200億円)、先物(-500億円)ともに売り越し。

 

波乱相場のなかで海外、個人ともに守りの姿勢が強まるなか、信託銀が現物(+1,700億円)、先物(+2,100億円)ともに買い越しており、年金勢によるリバランス買いが入った可能性がある。

尚、信託の先物の買い越しに関しては大半がNK225であり、これは年金以外の手口である。

現物の買い越しは、先週指摘した準公的の年金リバランスの買いで、1,500〜2,000億円はあったと思われる。

この準公的は、地共連と言われている。地共連の運用規模は33兆円前後と試算されており、2,000億円は約0.6%のウエート調整買いとなる。

GPIF(運用規模250兆円)に当てはめれば、0.6%1.5兆円規模相当となり、影響は小さくない。

今の所、動きが観測されていないGPIFであるが、下落局面では、下支えが期待されよう。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  •  TOPIX_4月7-9月決算銘柄FFW・調整係数 4/28

リバランスは片側3,500億円

売り銘柄上位は、リクルート(6098)、新光電工(6967)、東京海上(8766)、三井物産(8031)

この続き:194文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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