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【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(8月4週)-ジャクソンホール通過後に海外は大幅売り越し
8月第4週(8/25~8/29)海外が4週ぶりの売り越し(-6,400億円)、個人は2週連続の買い越し(+5,100億円)となった。
同週の日経平均は上昇。ジャクソンホール会議を通過し、米利下げ期待の高まりから買いが先行したものの、上値の重い値動きとなった。
主体別では海外が現物(-3,000億円)、先物(-3,400億円)をともに売り越し。個人は現物(+4,100億円)、先物(+1,000億円)ともに買い越しとなった。
信託銀が現物を4,000億円以上売り越しており、株価上昇による年金のリバランス売りが出たと推察される。
GPIFは5千億円以上の調整売りを実行したと想定している。また、9月第一週においても、同様な規模で売っていたと思われ、合計で1兆円レベルの売りとなったであろう。
この結果、伝統的4資産のウエートで、日本株は25.2%前後まで低下してきていると思われる。
この見立てが正しければ、公的による日本株売りは様子見に転じる可能性が高い。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- 先物ロール(メイン9/8-10) | SQ 9/12)
- FTSE 9月定期リバランス(9/19)
ALL WORLD
・新規採用
メタプラネット(3350)ビジョナル(4194)、住友ファーマ(4506)、太陽HD(4626)、ラウンドワン(4680)、JX金属(5016)、三井海洋(6269)、ニッコン(9072)、スカパー(9412)、UNEXT(9418)
・除外
シップ(3360)、レンゴー(3941)、デンカ(4061)、ウシオ電(6925)、アズワン(7476)、松井証券(8628)
- 配当再投資先物買い(メイン9/26)|権利付き最終9/26)
9月中間配当配当に絡む、再投資先物買いのスケジュールが視野に入ってきています。
TOPIX先物中心に加重平均型で1.6兆円強、日経平均型で2,700億円、合計約1.9兆円の先物買いが想定されています。
前年同期では約1.5兆円でしたが、今年は増配を背景に金額が増加しています。
パッシブ運用は、ほぼ全てが配当込みでの運用(配当再投資)となっており、配当落ち分を先物で買い立てる必要があります。
理論上は、権利付き最終日(9/26)の15:30現物終値対比に対して先物フェアバリュー(現物に対する先物理論値)で買うことで、トラッキングエラーなしで先物を買い建てることができます。
従って、パッシブ運用は、大半が現物終値対比での買い決めを実行することになリます。
この先物買い決めを受託した証券会社は、現物にヘッジ買いを入れるので、結果的には上記の金額に近い買いが現物に発生します。
日経平均 想定配当落ち299.42円 配当金額2,700億円
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