米で1.9兆ドルの追加経済対策実現の見通しが立ち、金利急騰を心配しましたが、10年債はなんとか1.6%以下で収まりました。一方で、一人当たり最大1400ドルの現金給付によるバブル的相場が期待され、米そしてそれを受けて日本の株式市場は、ある程度堅調な推移となりました。

 

ある程度と言いましたのは、値動きはまだ不安定であるということと、そしてグロース株がやはりまだ敬遠されていることもあって、米ナズダック指数は弱く、日本でも日経平均や中小型株はTOPIXに対してアンダーパフォームしている状況で、中小型株プレーヤーとしては、いまいち盛り上がりに欠ける部分もあったからです。引き続きある程度大型バリュー株も持つ、バランスをとったポートフォリオが望ましい局面です。

 

ハイテク株が売られる一方で、中小型株においてテーマ株は全般に堅調だったように思います。脱炭素関連や、暗号通貨関連も買われておりました。

アフターコロナ銘柄も久しぶりに強かったですね。弊社がアフターコロナ銘柄として推奨してきた銘柄も、強かったものが多かったです。今日上がった銘柄も、まだそうでなかった銘柄も、引き続きロングでいいと思います。

 

 

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リサーチのコラム(ライト)

中小型株を中心に、主に会社訪問など独自の取材で得られた、精度の高い情報を厳選してお知らせするコラムです。情報誌などにありがちな、とにかく多くの銘柄を書いておけば何かは当たるだろうというスタンスではなく、値千金の情報が得られた時だけアップデート致しますので、毎日ご提供というわけにはいかないのはご容赦ください。ファンダメンタル情報の鮮度には絶対の自信を持っておりますが、マーケット全体の動向や個別の需給による実際の売り買いのタイミングについてはご自分で判断頂きますので、株式投資中級者以上の方々向けの内容となりますのでご注意下さい。 個別銘柄の推奨数:原則として30日間に1銘柄