先週金曜日のコメントで、ファンドの解約売りが出ている雰囲気という話を致しました。
それに加えまして、新市場区分への移行(22年4月4日)に向けて、プライム市場に指定されるために流通株式を増やそうとする、持ち合い解消の売りが加速しているからという話も聞きました。
売買フローの直接のきっかけが何であったか、本当のところは誰にも分からないのですが、少なくともおかしな動きであったのは、数字で裏付けられています。ファクター分析において、先週1週間の株価の動きは、中期モメンタム、バリュー、ボラティリティといったファクターが大きくマイナスとなり、クオリティとグロースが大きくプラスとなっています。通常ではあまりない動きの傾向、大きさでした。
弊社のような、ファンダメンタルズはいいのにバリュエーションが安い銘柄で、しかし株価はリバウンドの動きを見せ始めて買いチャンスであり、値動きもあるので短期的な値上がりがあるかもしれず、そうでなくても中長期的に大きく値上がりするものをピックアップする、そういった戦略には完全にアゲインストの動きでした。
ファンドの解約売りだった、あるいはファクター調整のリバランスだったのなら、それが終われば下がった株はまた元に戻ります(上がります)。しかし、何か来年に向けての大きな動きであるならば、ポジションの取り方そのものを変えなければなりません。
現段階ではどうこうすべきという判断をするには早すぎますので、様子を見ていくしかありません。引き続き、いい株が下がればゆっくり買っていくという弊社のスタンスは変えていませんし、楽観的にみています。スタンスを変えなければならないときには、またお知らせいたします。いまのところは、先週の動きの説明と、弊社推奨株のパフォーマンスが悪かった言い訳ぐらいのご理解でいて頂ければと思います。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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