日経平均は8連敗でストップしましたが、TOPIXは9連敗。
ようやく下げ止まった日経平均も、前場で一瞬28,000を回復してからのナヨナヨ引け27,678.21円と、芯の入った強さはまだ感じられませんでした。
しかし、日経平均の引け値だけを見ますと、昨日の引け27,528.87円から今日の引けまで150円弱上げた、だけにしか見えませんが、昨日の午後5時くらいに、先物は一旦27,000円を割って26,980円まで下がっていましたから、そのあと本日28,000円ちょいまでリバウンドを見せての引け27678.21円だという点を考えますと、底打ち感というか、よく戻ってきたなという感慨がありました。
昨日急落を始めたタイミングが、予想外のニュージーランド中銀の7年ぶり利上げ、からのグローバル金利上昇懸念と、一応説明をしようとすればできますが、それでも下げ幅が大きすぎで、メジャーSQ前ではないとはいうものの、SQ週の水曜日ということで、それ以前の売り圧力も含めて、なんらかの特殊な需給(売り)があったのかもしれません。
その需給が終わったためなのか、現在日経平均先物は27,950円まで戻していて。
で、明日8日
日本株、寄り付きはSQ。引け後に安川電機の決算発表で、決算発表シーズン開始。
中国株が国慶節明け。中国恒大集団問題で何か出てくるのかどうか。
米雇用統計。テーパリング開始時期と金利上昇懸念がどうなるか。
米雇用統計を見るまでは大きなリスクは取りづらいですが、あく抜けの後、来週は本格リバウンドを見たいですね。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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