配当再投資の買いがあったはずの割には上げが小さい感じもしましたが、それでも見事に反転して今日も強いモメンタムをキープしました。東証マザーズ指数も強く、文句の言いようもありません。

ウクライナ情勢は、こうやって長引くのが経済には一番良くないのですが、最大の懸念であるプーチン露大統領の暴発がなさそうということで、先のことはあまり考えず、とりあえず安心感で買っている感じです。上がっている局面では、あえて売ってくる主体もないですので、スルスルと上がっていく感じですね。

何かが起こるまではじりじり高く、しかし何かが起こったら急落しかねない。なかなか上についていくのも怖いですが、みんな恐る恐る買っているのでまだロングは溜まっておらず、下がるまでは買う、みんなが買うから買う。ファンダメンタルズ重視の弊社にはあまりありがたくないのですが、そんな需給主導のマーケットが続きそうです。米10年債金利が2.5%を突破して3%を目指す、原油先物が110ドルを突破して上を目指す、といった展開になるまでは買えそうです。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]