本日は日経平均、TOPIXは小安く、東証マザーズ指数は大幅高と、これまでとは逆の動きとなりました。

弊社的には、一昨日コメントした月末意外安もあるというところと、昨日コメントした需給主導のマーケットなのでまだ買えるというのが、前者が日経平均とTOPIX、後者が中小型株とすれば見通しは合ってはいるのですが、すっきり全てお見通しという感じでもなかったです。

で、今日はどう見ているのかと言いますと、

日経平均、TOPIXともに13時半以降から引けにかけて切り返してきたということ。

中小型株は、東証マザーズ指数の+4%に負けず、それよりも大幅上昇した銘柄が、ファンダメンタルズのいいものを中心に多くあったということ。

ということで、いいモメンタムはまだ続いていると考えています。

但し、年度またぎで急に相場の流れが変わることがありますので、この週末までの動きには注意です。

 

この2週間くらいは、日経平均はドル円(円安方向)の動きとリンクして上がってきましたので、当面単純にドル円をみていれば日経平均(日本株)の動きは分かるのかも知れません。ドル円は、125円という黒田ラインに敬意を表したのか、そのレベルにタッチした後は一旦円高方向に振れていますが、日米金利差から考えると、130円までの円安は全然ありです。日銀が指し値オペを続けるのであれば、それも金利安=円安要因ですが、年度末だけなのか、新年度も続けるのか、注目しています。しかし景気優先のために、どこまで”悪い円安”主導のインフレに耐えれるのでしょうかね。。。

 

今月7日にコメントしました【参考銘柄】環境関連銘柄ですが、いいマーケットにも助けられ、3週間ちょっとで50%以上上昇しています。引き続きこうした急上昇の可能性のある銘柄もお知らせしていきますので、どうぞご期待ください。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]