引き続き中小型株は強いですね。東証マザーズ指数は続伸で+3.4%。800ポイントが抵抗になるのかなとも思いましたが、スルッと抜けていきました。そうなりますと、ここから上はあまり抵抗というのもなさそうです。今月末から始まる決算シーズン前までは、いまのところ強そうです。

まだ株の動きはもちろんウクライナ情勢次第ではあるのですが、核の使用や世界大戦的な懸念は今のところなくなっています。

米長期金利の例えば10年債で2.5%といったところや、次回FOMCで50bps利上げというのはもう織り込みつつあり、逆イールドにみられる景気懸念はあるのですが、金利が株式市場の争点になっていません。

何かのきっかけでいきなり崩れる可能性には留意つつも、積極的に売る材料にも欠けているため、とりあえず買いでついていく、そんなマーケットが続いています。

 

本日から東証プライム、スタンダード、グロース市場という新区分が始まりました。指数算出はしてるのでしょうが、先物があるわけでもなく、今のところ何がしたいのか良く分からない感じというか、何も変わっていないという感じ。今日はとりあえず機関投資家は様子見で、あまり動けなかったようです。明日からなにか動きがでるかにも注目です。

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]